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単純な作業はロボットにお任せ!?

2017.07.27

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こんにちは。タスク)山田です。
「働き方改革」のキーワードが盛んに聞かれるようになってきました。
政府が乗り出した働き方改革は「労働生産性の向上や長時間労働の是正、柔軟な働き方の推進」が目的です。
この主たる目的の1つ「労働生産性の向上」を実現するにあたって有望視されている技術が「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」――ソフトウェア・ロボットによる業務自動化する技術!

2016年から特に聞かれるようになったRPA。IT会社の弊社だけでなく、様々な企業の生産性に向上に関わるキーワードとして、ぜひ押さえておきたいところです。
今回はそんなRPAについてご紹介します!

業務プロセスを自動化はRPAだけじゃない!?

RPAはAIとセットで語られることが多く、また、RPAやAIと合わせて、botというキーワードも頻出します。

RPAは人が端末で行う定型作業を、ソフトウェアに設定(命令)することで、人のオペレーションを再現します。
この定型作業は人間が行うデスクトップ画面上の操作(ルール化できる入力、クリック、コピー、ペーストなどの作業)といった事務作業に多く発生する作業です。

人工知能(AI)は大量のデータを知識として蓄積しながら学習し、それらの情報から新しい結果を導き出す技術です。
業務の大量なデータセットを元に、それらのデータを組み合わせたり紐づけたりして、分析します。そして人間よりも効率的に業務をすすめることが出来ます。

botは人間の会話や行動をシミュレートするコンピュータプログラム(チャットロボット)の略称です。つまり、botが実際の人と通信して会話を行ってくれるのです。
これにより、お客様からの簡単なお問合せ内容はbotが対応し、人でなくては難しいオペレーションに集中することが可能になります。

このように、それぞれ業務プロセスを自動化する技術なのです。

さて、RPAはAIとセットが一緒に語られることが多いかといいますと、2つを組み合わせることで業務プロセスを自動化が深まるからです。

RPAは例外の少ない単純なルールが決められた業務の自動化(ルールベースの自動化)に向いており、AIは蓄積されたデータを元に入力されたデータを分析して判断することに長けています(判断ベースの自動化)。

RPAのみではルールの例外に対応できないため、AIを組み合わせることで、業務量の増減に対応できるツールにまで引き上げる事が可能です。

しかし、一足飛びで組み合わせたシステムを作ることは困難です。特に、AIのソフトウェアやサービスは高価なこともあり、ハードルが高いです。
まずはRPAを用い、通常業務レベルに耐える自動化を実現しましょう。

RPA(ロボットによる業務の自動化)を導入するときは

「RPAを導入すれば事務業務が確実にコスト削減できる!」と考える方は少なくないでしょう。

導入に際して、まず決めなければいけないのは「どの部分から生産性を高めるのが効果的か?どこを仕組み化すべきか?」という点です。
自動化に向いている業務は機械的で、例外の少ない作業です。

例えば、エクセルファイル等に記載された経費情報を、担当者が領収書や運賃計算ソフト等を突き合わせながら行う経理書類のチェックや、各アプリケーションから情報を収集し、グラフを作り、レポートを作成するしてメーラーから上長に報告する作業……などが挙げられます。

このような社内にある多くの作業を分解し、「どのプロセスが機械的で効率化出来る作業か?」を見つけることが効率化のスタート地点となります。

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先日IT経営フォーラムでもお披露目した、デジタルロボ社員。来場者の皆様から多くのご反響を頂きました!
伝票処理や経費精算などの事務処理をはじめとした単純な作業やルーティンワークを機械(ロボット)に任せ、代わりに人間は創造的な活動を行うことで、生産性向上につながります。

気になった方は、是非お気軽にお問合せ下さい!

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