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こんにちは。タスクの川井です。
デジタルロボ社員の当社での働きぶりについてお話しします。
まずデジタルロボ社員について改めてご説明します。デジタルロボ社員は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使ったシステムです。RPAとは、パソコンを使った定型的な繰り返し作業を、ソフトウェアのロボットに肩代わりさせて自動化する技術です。経理や人事などの管理部門の定型作業との相性がよく、例えば、請求書のデータ入力など一連の流れを自動処理させることができます。
事務作業を代行するデジタルロボ社員は、人手不足時代にはもってこいのシステムです。
私は、毎月月初に前月の業務報告とともに出退勤時刻をタイムレコーダーの記録をもとに別のシステムに1件1件転記していました。
何そのめんどくさい作業!と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かにそうなんです。地味だしめんどくさい作業なのです。そして、人が行うため入力漏れやミスが発生する可能性がありますし、正確性を求めると時間がかかります。
この作業、どうにかならないかと考えていたときに出てきた案が、「ロボ社員にやってもらう」という案。
一同賛成し、早速、ロボ社員にこの作業を覚えてもらうことに。
社員のタイムレコーダーの記録を取得し、出退勤時刻表に転記する。ロボ社員は不整合なデータが存在する場合は、エラーの情報も残してくれますし、エラーが出たときに人が確認しなければならない箇所は明確になります。負担はぐっと減り、空いた時間は別の業務を取り組めるようになりました。
では、実際にどのくらい作業時間が短縮ができたのでしょうか。
これまで1人あたり30~40分かけて行っていたこの作業。それがロボ社員になるとクリック1つでスタートし、1人あたり4分でデータの入力が終了します。
たかが30分でしょ?と思ったかもしれません。ですが、付加価値がない作業に30分も費やすというのはとても無駄な話ではありませんか。この作業も1年間繰り返すと累計6時間。ロボ社員が働けばその分有効に使える時間が増えるのです。
例えば、従業員が100名の会社だと600時間の短縮。これって膨大な時間ですよね。
繰り返し繰り返し行う地道な作業。こういった作業、きっとほかにもたくさんありますよね。
「この作業誰でもできるし、他に誰かやってくれないかな。」「自動化できたらいいのにな。」
そんなお悩みをロボ社員は解決してくれました!
ロボ社員が働くと、あなたの会社も業務効率化が実現します!
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